連載 わたしのことをわたしから・4
「出会い」という宝物
浦上 秀樹
1
1自由業
pp.322-323
発行日 2007年4月15日
Published Date 2007/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100432
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21歳,大学3年生の頃,「遠位性ミオパチー」という筋肉が徐々に減少していってしまう進行性の病気が発症し,僕は23歳から車いすが必要になりました。
そして,25歳のとき知り合った妻と27歳で結婚。それから7年が経ち34歳になりました。車いすでの生活も11年,パソコンで建築の図面を作成する仕事をしています。身体の状態は,すべての感覚はあるものの,動かしたいという意思があっても,腕,足など動かすことに筋肉を必要とする部分をほとんど動かすことができません。
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