特別記事
平成18年度診療報酬改定における手厚い看護と看護技術の評価
高階 恵美子
1
1厚生労働省保険局医療課
pp.484-488
発行日 2006年5月1日
Published Date 2006/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100272
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
平成18年4月1日より,改定後の新たな体系に基づく診療報酬が適用されている。
診療報酬の算定方法は隔年で見直しが行なわれることとなっているが,平成18年度の予算編成過程で定められた改定率マイナス3.16%は,過去に例のない大幅な引き下げを求めるものであり,大変厳しい改定となった。急速に進展する高齢社会日本において,これからも国民皆保険制度を堅持するための医療制度改革が,まさに診療報酬の側面からも本格的に動き出したといえる。
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.