特別記事
日本看護協会「ALS患者の在宅療養支援3か年計画」の最終年度を迎えて
小川 忍
1
1日本看護協会
pp.1052-1057
発行日 2005年12月1日
Published Date 2005/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100253
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はじめに
在宅で療養するALS1)患者の支援について,日本看護協会(以下,看護協会)は,厚生労働省「看護師等によるALS患者の在宅療養支援に関する分科会」(以下,ALS分科会)の報告書を踏まえて,2003年度に「ALS患者の在宅療養支援3か年計画」(以下,3か年計画;図1)を策定し,取り組みを進めてきた。
現在,3か年計画の最終年度を迎え,これまでの活動を評価し,今後の方向性を検討すべき時期にきている。そこで,この間の看護協会の活動を紹介し,評価にあたって検討すべき事項,残された課題,今後の活動の方向性について,現時点での考えを述べていきたい。
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