特集 言語障害をもつ人とのコミュニケーション
コミュニケーションの達人になるために
遠藤 尚志
1
1有限会社言語生活とリハビリ研究所
pp.386-388
発行日 2005年5月1日
Published Date 2005/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100137
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はじめに
ひとまとめに「言語障害」といっても,在宅にはいろいろな状態の人がいます。ことばによるコミュニケーションが難しい人を訪問する場合,どのようなことをしたらよいのか,本稿では特に,「こんにちは」と声をかけても目を開いているだけで何の応答もない,という人を念頭において考えます。日中キリッと目覚めて,夜間ぐっすり眠る,というふうに睡眠と覚醒のリズムが確立しているのであれば,次の目標は「リハビリを意識した看護・介護」です。このリハビリに,ことばや会話の要素も取り入れてみましょう。
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