レーマ
看護管理とは闘いである
渡辺 孝子
1
1埼玉県立がんセンター看護部
pp.518-519
発行日 1995年11月15日
Published Date 1995/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686902227
- 有料閲覧
- 文献概要
私の働く埼玉県立がんセンターでは,地域のみならず,全国的にも評価される医療を行なっていると,職員の誰もが誇りに思っている.そして,社会から高い評価を得ていることに対する私たち看護婦の貢献度は多大である,と私は考えている.しかし,それに見合った正しい評価をされていないと思うことが,この1年間に多々あった.このような体験をするたびに感じる,看護管理者としての偽らざる感想を,最終回のテーマにした.
この連載を依頼されたのは1年前の初夏の頃であった.思えば,その頃の私はくやしさと憤りでいっぱいだった.あの時のくやしさが,連載の執筆を決心するきっかけになったのかもしれない.
Copyright © 1995, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.