看護管理 調査・研究
第三者機構による病院機能評価に向けた看護評価のあり方に関する考察―看護評価に関する実態調査をもとに
前田 樹海
1
,
島田 陽子
2
,
高橋 美智
3
1東京大学大学院医学系研究科修士課程
2(社)日本看護協会中央ナースセンター
3(社)日本看護協会
pp.237-242
発行日 1995年5月15日
Published Date 1995/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686902193
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はじめに
少子・高齢社会を迎えた今日,わが国では医療に対する国民のニーズはますます増大・拡大し,また,医療の質に対する関心も非常に高まっている.このような状況の中,国民によりよい医療サービスを提供することを目指し,第三者機構による病院機能評価が,1995(平成7)年度より実施されることが厚生省によって明らかにされている.
これに先立ち,第三者機構による評価をスムーズに展開するため,1994(平成6)年度厚生科学研究として,「病院機能評価の運用に関する研究(主任研究者:大道久日本大学医療管理学教室教授)」研究班が結成され,病院の諸部門の評価体系の整備に向けて検討が行なわれた.
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