特集 臨床指導の現状と展望—第16回医学書院看護学セミナー・シンポジウム全収録
病院実習評価に関する実態調査
佐奈 杜紀
1
,
藤尾 ミツ子
1
,
原 由美子
1
,
黒川 節
1
,
波多野 梗子
1
1神奈川県立衛生短期大学
pp.24-31
発行日 1970年1月1日
Published Date 1970/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906284
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はじめに
新カリキュラムにより,看護教育の中での病院実習の占める位置はこれまでより以上重要視されるようになった。病院実習が明確な目的のもとに遂行されるためには,それらの成果が正しく評価されなければならない。神奈川県立衛生短大(2年制)では初のこの卒業生を送りだし,また今年度からは新しいカリキュラムによる入学生を迎えて,これまで用いていた病院実習評価の方法および内容に関し検討する必要性が感じられている。そこで,評価方法の修正にあたり,他の学校ではどのような目的,方法で実習を評価しているか,また,どのような実習評価表を使用しているかを知ることは有意義なことと思われ,本調査を実施した。
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