特集 ある看護チームの挑戦―『脳治療革命の朝』の現場から
私たちの看護を実現するために
峰山 純子
1
1日本大学医学部附属板橋病院救命救急センター
pp.627-629
発行日 2000年8月10日
Published Date 2000/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901994
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救命救急医療の現場では,さまざまな状態の生命危機に直面した患者が24時間治療される。そのため,医療者は,患者個々の情報を詳細に集め,病態を広く深く分析し,把握する必要がある。しかし,複雑化した病態,多様化した検査・治療,それに伴う看護婦(士)の業務量の増加などにより,十分な情報収集や分析が行なえないまま一日が過ぎてしまうこともあるのではないか。少しでも質の高い看護を提供するために,私たちはどうするべきか,どうあるべきかを考えていきたいと思う。
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