特別記事 インタビュー 新しいフィールドでの抱負を語る
「看護部長はやりがいのある仕事」―現場にしかない答えを求めて
森山 弘子
1,2
1東京女子医科大学病院看護部
2前 東京大学医学部附属病院看護部
pp.536-538
発行日 1998年7月10日
Published Date 1998/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901731
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──森山さんは,以前は厚生省医療課にお勤めでした.東大病院を経て,東京女子医大病院に移られたので,国立から私立へという大きな転換をされたように思います.
森山 東大病院で看護部長として4年が経過したところで,もう少し続けてみたいと思いました.看護部長は自分にとってやりがいのある仕事なのです.看護は現場が勝負どころ.何のための教育であり,研究であり,行政であるのか──すべては看護実践のためであり,よい看護をつくり出すための営みです.それぞれに意味はありますが,実践の場で1人ひとりの看護婦が十分にその持てる力を花咲かせ,チームとしてより大きな力を発揮できるように支えたい,そしてそこへの取り組みにやりがいを感じるのです.
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