特集 経営陣の一翼としての看護部長
求められる看護部長・副院長の能力と看護教育
中山 洋子
1
1福島県立医科大学看護学部
pp.366-369
発行日 2005年5月1日
Published Date 2005/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100002
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今ほど,医療の状況がみえず,先の見通しが立たないことはなかった.もちろん筆者が,大学に所属し,最先端の医療現場に身をおいていないということが大きな原因であろう.また,東京から福島県に移り住み,時代状況を掴む感覚が違ってきていることも影響しているかも知れない.
しかし,地方の時代といわれ,権限や財政の流れが変わり,なおかつ,全国規模で保健医療システムに変革の嵐が吹き込んでいるのである.それにもかかわらず,霧の中に立って道標を見失ってしまっているのは,個人の問題だけではない.
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