特集 クリティカルパスの管理
中小病院でのクリティカルパス導入
間中 節子
1
1間中病院
pp.290-296
発行日 2000年4月10日
Published Date 2000/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901186
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クリティカルパス導入で期待した成果
当院は,特定医療法人社団温知会が経営する,2次救急を受け持つ小規模病院である(表1)。病院の他にアイリス訪問看護ステーション,アイリスケアマネジメント(居宅介護支援事業所)がある。
中小病院における常勤医師は,外来患者の診療はもとより,受け持ち入院患者も担当し,管理職を兼務する場合は特に多忙である。その上,診療所や大規模3次救急病院との連携,パート医師との連携,インフォームドコンセントなどを担っており,さまざまな診断書や病院内の多種多様な指示書の他に,訪問看護への指示書,介護保険制度の主治医の意見書など,ペーパーワークの増大に苦慮している。
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