特集 チーム医療のための環境づくり―浦添総合病院の看護
チームの絆を強めたクリティカルパス導入
宮城 恵子
1
1浦添総合病院看護部
pp.365-369
発行日 1999年5月10日
Published Date 1999/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901002
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はじめに
浦添総合病院は,「地域住民のニーズを満たす医療」「信頼と人間性豊かな医療」「働きがいのある職場」の3つの理念に向かって,サービスを開発し,さまざまな取り組みを行なってきた.また1995年3月には,「チームケアを展開する」という方針のもとに,これまでの職能集団主体の組織から機能集団へと,組織の再編成を行なった.
一方医療界では,高騰する医療費を抑制しようと医療改革が進められ,いろいろな手法が外国から導入されてきた.その1つがクリティカルパスであり,当時,在院日数短縮やインフォームド・コンセントの充実,チーム医療のためのツールとして活用されはじめていた.
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