連載 看護管理業務の改善―鳥取市立病院の取り組み・1【新連載】
婦長マニュアルの作成
塩澤 洋子
1
1鳥取市立病院看護部
pp.63-67
発行日 2000年1月10日
Published Date 2000/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901083
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新システムで看護管理が変わった
当院は,16科374床,看護職員291名の総合病院である。1999(平成11)年で,当病院が移転新築されて5年目となったが,その間「信頼される病院,心あたたまる病院,楽しく働ける病院」を病院運営の基本理念として,新しいシステムのもと,試行錯誤しながら運営してきた。
新病院ではコンピュータによる看護サポートシステムが整備されたが,とくにオーダリングシステムは,従来の看護管理業務を抜本的に変えざるを得ないほどの変化をもたらした。その結果,直接看護サービスの時間が増えた。しかしながら,それに満足することなく,新しく導入されたシステムの見直しをするなかで,さらに効率的な運用をめざして,さまざまな改善にも取り組んできた。
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