連載 看護管理業務の改善―鳥取市立病院の取り組み・3(最終回)
婦長マニュアルの活用―新人婦長の成長のために
田村 蓉子
1
,
森原 貴美恵
1
,
山口 真由美
1
1鳥取市立病院
pp.239-245
発行日 2000年3月10日
Published Date 2000/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901175
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はじめに
1995(平成7)年,鳥取市立病院は現在地に新築移転した。この間,診療報酬の改定に伴い,公立病院といえども,在院日数の短縮をはじめとする経営への参画意識なくして看護を語れない状況となってきた。当院の平均在院日数も移転当時の24日から,昨年12月現在で16日となった。
15年間の固定制チームナーシングの継続により,メンバーの看護力は強くなってきた。しかし,医療の目まぐるしい進歩や患者背景の複雑化により,リスクマネジメント能力も強く要求され,病棟運営にはベテラン婦長であっても頭を悩ます毎日である。
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