特集 チーム医療のための環境づくり―浦添総合病院の看護
患者の出口を求めての在宅新規事業の開発
大湾 明美
1
1浦添市在宅介護支援センター寿
pp.370-376
発行日 1999年5月10日
Published Date 1999/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901003
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はじめに
当法人の在宅サービスは1983年,在宅酸素療法の患者に対するボランティアによる訪問看護で幕を開けた.その後5年間の紆余曲折を経て,患者の出口を求めての在宅サービス担当部署の必要性が組織的に話題となり,1988年に「ヘルスケア部」が誕生した.
以来,ヘルスケア部の理念や基本計画に基づき,在宅での新規事業を次々と開発してきた.また,この間の時代の変化や当法人の方針の影響を受け,事業の組み替えも行ない,浦添総合病院の一部署として誕生したヘルスケア部は,事業体として独立するに至った.そして今は,介護保険法に向け,対応の準備を進めている.
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