昭和50年度日本看護協会総会に出席して
真に看護を通しての発言を強めていきたい
栗栖 ミツエ
1
1広島県衛生部医務課
pp.342-343
発行日 1975年6月10日
Published Date 1975/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205613
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今年の総会は,交通ストライキにもろにぶつかり,9日出発の予定であったが,汽車は動きそうもない。業務の都合で早目に出られそうにもない。飛行機の切符がやっと手に入り,10日早朝宇品港から松山に出て飛行機で東京へ飛んだ。急ぎ,日大講堂に着いてみると,極度の困難な交通事情にもかかわらず会場いっぱいに埋まった風景にまず驚いた。会員の会に対する情熱と自覚の現われであろうか。会場に入って感動した一瞬である。そして,思ったことは,会場準備を引き受けて下さった東京都支部の会員の方々の御心労はいかばかりであったであろうか。それにもまして小林協会長をはじめ役員の皆さんの御苦労を思った。昭和46年度本協会総会を広島で受けて準備に当たった者の一人として一入の思いであった。
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