特集 今,ボランティアの時代
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    病院ボランティアとは
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                新谷 弘子
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1社会福祉活動研究所
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.602-605
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1994年7月1日
                  Published Date 1994/7/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904581
                
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はじめに
どこかの病院の受付や病室で,ピンクのユニホームを着た人を見かけたことはありませんか.看護婦さんでもないし,病院の職員でもない,一体どういう人かと思った経験はありませんか.この人たちが病院ボランティアとして活動している方々です.米国の病院では3分の2以上が,受け入れシステムを持っているといわれているのに,我が国の参加者の数は極めて少ないのが現状です.米国では地域の婦人や中・高生たちが,病院ボランティアとしてさまざまな形態で参加しています.この人たちは,「病院の外交官」といわれ,地域と病院・患者との情報のかけ橋として高く評価されています.
日本では病院ボランティアの普及率はまだ低く,すでに活動している所でもボランティアの受け入れ体勢が整っていなかったり,理解が不十分,かつ活動に主体性を欠く等の問題を抱えている場合が少なくないようです.このように病院ボランティアが一般化されない背景には,次のような固定観念があるといえます.

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