連載 クリティカルな患者の看護アセスメント FANCAPモデル・2
体液のアセスメント
池松 裕子
1
1国際医療福祉大学保健学部看護学科
pp.146-150
発行日 1999年2月10日
Published Date 1999/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900960
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今回はFANCAPモデルにそったクリティカルな患者のアセスメントの第1回として,体液(Fluid)のアセスメントについて述べる.クリティカルな患者は心・腎・肝機能の異常や,血管透過性の亢進,血清浸透圧の変化などのために,体液量が異常になったり,呼吸障害や代謝障害のために体液成分が異常になる場合が多い.生命に危険を及ぼすこともあり,重要なアセスメント項目である.
なお,この連載ではアセスメントに焦点を当てているため,基礎知識や測定技術などは省いている.不明な点は専門書を参照していただきたい.
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