連載 ベスにふれて―病棟間交流がもたらしたもの・2
「ベテラン」看護婦としての自信と勇気
横井 郁子
1
1日本大学大学院理工学研究科
pp.708-712
発行日 1998年9月10日
Published Date 1998/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900885
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東京大学医学部附属病院を退職して4年が経つ.今は再び学生に戻り,看護と少し離れた環境にいるが,病院での経験がさまざまな場面で私の原動力となっている.私なりに今でも看護を見つめつづけ,看護婦を続けているつもりである.
私は,ベス・イスラエル病院での研修企画の初年度(1990年度)に参加した.正味10日間ほどのベス体験であった.病院に出かけた以外はほとんど寝ていたという記憶しか残っていない。そのためか,もう8年ほど経っているというのに,ベスでの記憶は鮮明である.
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