連載 覗いてみたい!? 先輩OTの頭の中・第2回
覚悟と勇気
柴田 八衣子
1
1兵庫県立リハビリテーション中央病院
pp.140-141
発行日 2024年2月15日
Published Date 2024/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203684
- 有料閲覧
- 文献概要
担当するということ
私たちは,対象者を受けもつ「担当制」で日々,作業療法を展開しています.担当制には,1人の対象者に対し1人の作業療法士が専属で支援開始から終了まで一貫して行う個別担当制,また,1人の対象者を数人で共有して担当する複数担当制やチーム担当制等,かたちはさまざまありますが,対象者の担当作業療法士として働いています.
私たちは,担当したからには,できるだけよくなってほしい,できることが増えてほしい,そんな気持ちで毎日,対象者に接していると思います.対象者との関係の築き方は,はじめは誰でも悩むところかもしれません.もし,「担当を変更してほしい」と言われたら,相当のショックを受けることでしょう.
Copyright © 2024, MIWA-SHOTEN Ltd., All rights reserved.