特集 魅力的な婦長
婦長としての自分をさがして
村木 ゆかり
1
1聖隷浜松病院整形外科病棟
pp.501-504
発行日 1997年7月10日
Published Date 1997/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900666
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
婦長になって悩んだこと
やるべきことの多さと気負い
私は現在の病棟に婦長として6年前に異動した.初めての婦長という職務に対し不安も大きかったが,この病棟の看護の質の向上をめざしていくという気負いも大きかったように思う.
しかし,現実は厳しく,78床という患者の多さや整形外科病棟であるため手術が多いこと,それに加えてスタッフに関わることなど,婦長が行なうべきことは多かった.その上,看護に対する患者の不満に対応することなどがあり,責任の重さばかりが感じられて,何をどのように考えればよいのか混乱し,すっかり自信を失った.
Copyright © 1997, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.