特集 発展する固定チームナーシング(継続受持ち方式)
外来における取り組みと成果
石田 幸子
1
,
吉川 繁子
1
,
金子 淳子
1
,
小久保 洋子
1
,
高橋 ハツエ
1
1佐世保市立総合病院看護部
pp.113-116
発行日 1997年2月10日
Published Date 1997/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900603
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はじめに
疾病構造の変化や在院日数短縮などの動きの中,医療は,従来の入院中心から,外来や在宅へとそのウエイトを移しつつある.それに伴い,外来看護の機能が拡大し,質的変化が求められるようになった.
当院は,1990(平成2)年3月に新築移転し,最新の診断・治療機器・医療用コンピュータシステムを導入した,近代的な病院としてスタートした.同時に,建物にふさわしい中身の充実,すなわち看護の質の向上をめざし,1991(平成3)年を準備期として,1992(平成4)年度から固定チームナーシングを導入した.病棟部門と違い,外来での固定チームナーシング導入は難しいと言われる中で,主体的な取り組みを行なった結果,5年目に入り,一応の看護の成果をみることができたので,ここに報告する.
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