特集 日本看護政策研究会第3回フォーラム―「効果的な看護システムの創造―看護システムと経済」
フォーラムを終えて
川島 みどり
1
,
中西 睦子
2
,
井部 俊子
3
1健和会臨床看護学研究所
2広島大学医学部保健学科
3聖路加国際病院看護部
pp.157-160
発行日 1994年3月30日
Published Date 1994/3/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900242
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はじめに
日本看護政策研究会のこれまでの歩み
本研究会は,1990年2月の第2次医療法改正の動きを契機として,看護界の有志が集まって発足した.メンバーは,教育・臨床・行政に従事する看護職で,月1回程度集まってその時のテーマに関する情報交換や話題提供を行ない,問題によってはグループ別に研究をして,報告し合うなどの活動を継続してきた.そして,その学習や研究の成果を年1回公開することを通して,看護職だけではなく,保健医療関係に携わる方々や,各専門家との対話を深め,問題の共有を図ってきた.
第1回フォーラムは1991年に「医師,看護婦,コ・メディカルのコラボレイションと責任」をテーマに,第2回は「看護スペシャリストの道をどう開くか」について討論した.何れも参加者の熱い討論によって,次なる課題を得ることのできたことは,これまでにも本誌で紹介した通りである.
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