特集 体験としての看護—語り合うなかでの確かめ
語り合いを終えて
梅田 八重子
pp.488-489
発行日 1977年5月1日
Published Date 1977/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918145
- 有料閲覧
- 文献概要
この度,本誌より看護婦としての自分の体験を語ってほしいと依頼されました折,一度は辞退しようと思いました.しかし,たまには現場の片隅からの‘声’を聞いていただく機会があってもよいのではないかと思い,また年齢的にも改めて自分を振り返る時期であるようにも思え,あえて引き受けさせていただいたしだいです.
いざ語ってみると,語ることによって私自身の中に目に見えない形で何かが還元されていくように感じさせられることが,少なくありませんでした.
Copyright © 1977, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.