特集 日本看護政策研究会第3回フォーラム―「効果的な看護システムの創造―看護システムと経済」
「生活の場」における看護提供
加藤 ハマ子
1
1若林訪問看護ステーション
pp.148-152
発行日 1994年3月30日
Published Date 1994/3/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900240
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老人訪問看護ステーションが発足して1年2か月が経過した.若林訪問看護ステーションは,看護協会立としてスタートした.訪問看護の特徴として3点ほどがあげられる.
1)患者が生活の場で,家族生活に組み込まれ療養している.
2)主たる介護者が家族であり,24時間患者とともに生活している.
3)訪問看護は週1~2回訪問で,最大2時間を限度として看護が行なわれる.
在宅にいる患者は,介護人との快い人間関係が必要であり調整が必要になる.在宅療養は,医療機関などの施設で行なわれる老人看護とは異なることが多い.
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