特集 看護管理と労働組合
労働組合から
看護婦の生活と権利を求めて
原 和子
1,2
1慶應義塾大学病院
2慶応労組四谷支部
pp.299-302
発行日 1993年9月15日
Published Date 1993/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900187
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
現在,職場ではベッドの回転率が高められ入退院がめまぐるしい状況です.急速に進行している高齢化社会の中で昼夜を問わない治療と,検査や処置の増大などをはじめとした医療進歩に伴い,看護業務は限りなく繁雑になり,そして密度の高い看護が求められています.
看護婦は,慢性的疲労や燃えつき症候群など半健康状態に追いやられています.就職2~3年で仕事に魅力を感じないまま,辞めていく看護婦があとを絶ちません.
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.