研究・調査・実践
飯塚病院外科外来患者実態調査と考察
秋山 和代
1
,
吉田 展子
1
,
阿部 弘子
1
,
渡部 祐子
1
,
井上 美佳
1
,
長家 尚
1
,
上村 哲郎
1
1飯塚病院外科外来
pp.384-392
発行日 1992年11月15日
Published Date 1992/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900136
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
大勢の患者を取り扱う毎日の外来業務において,医師・看護婦・クラークなどのスタッフは忙殺されんばかりのめまぐるしさの中で日々を送っている.一方,外来患者の立場に立てば無駄な待ち時間を強いられたり,その他様々な不満を抱かせられているに違いないとも考えられる.ここにわれわれ外来医療に携わるスタッフのジレンマがある.そこでこれを解決するための一手段として,まず外来診療における患者の特性や治療の流れを詳細につかみ実態が如何なるものであるのかを調査・検討することにした.なお他施設においてこれに積極的にアプローチしている所は少なく,この調査・解析が大きな意味を持つものと信じ取り組んだ.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.