特集 全国助産婦学校学生研究論文集・2
高校生の性知識実態調査と考察
奥原 美代
1
,
崎浜 春美
1
,
平良 和子
1
,
比嘉 美智江
1
,
佐次田 安子
1
,
前田 タカ子
1
1沖縄県立那覇看護学校
pp.52-55
発行日 1972年7月1日
Published Date 1972/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204391
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1.研究の動機
私達グループは将来母子保健の分野に働くものとしての立場から次の二つの動機により,今回の研究発表のテーマを選定した。
1.母子保健において一貫した管理をする場合に思春期は貴重な時期である。その時期に必要かつ適切な医学的指導を与えることは,健全な母性機能を発揮する上に欠くべからざるものである。
2.情報化時代といわれる現代の社会の中でマスコミにおける性の氾濫は,いたずらに性に関する興味をそそる結果になっており,一部の興味本位的な性のとりあげ方は,ややもすると,ゆがめられた性を育てつつある。
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