特集 コロナ禍での看護管理者の倫理的苦悩 振り返りを通じた「癒し」と「許し」
コラム 座談会を振り返って
「守る」という言葉から管理実践を振り返る
佐藤 佐都美
1
1北里大学病院
pp.32-34
発行日 2024年1月10日
Published Date 2024/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202569
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今回の座談会を通じて,「コロナ禍における看護マネジメントの経験」について,自施設および他施設の取り組みに対するキャサリン先生からのフィードバックにより,新たな視点を得ることができました。また,施設によって規模や地域で担う役割機能の違いはありましたが,これまでに経験したことのない状況下で生じたジレンマと向き合い,苦悩しながらも管理者として戦ってきた同志たちとの思いの共有により,改めて「コロナ禍における管理がどのようなものであったか」を考えることができました。
この座談会を通して,「守る」という1つの言葉が心に留まりました。ここでは,この「守る」という言葉を基に自己の管理実践を振り返りたいと思います。
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