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病歴
患者:58歳、男性
主訴:発熱
現病歴:来院4年前に糖尿病性腎症で維持透析導入となった。来院2カ月前から発熱と関節痛が出現し、近医を受診して関節リウマチが疑われた。ブシラミンが投与開始されたが、症状は改善しなかった。来院19日前に他院総合病院を紹介受診し、精査加療で入院となった。抗菌薬ピペラシリン・タゾバクタムが投与開始された。その後解熱し、関節痛が改善したために、来院9日前に退院となった。しかし退院後から微熱が再燃した。発熱と関節痛の精査目的で当科に紹介受診となった。
ROS陽性:盗汗、朝のこわばり、関節痛、瘙痒感(1年前より)、便秘(数年前より)、浮腫(数年前より)
ROS陰性:食欲低下、体重減少、顎破行、複視、視力低下、羞明、鼻水、鼻閉、咽頭痛、嚥下困難、咳嗽、胸痛、冷や汗、呼吸苦、嘔気、腹痛、下痢、血便、筋痛、Raynaud兆候
既往歴:26年前〜糖尿病、高血圧症/4年前〜末期糖尿病性腎症、維持透析導入/3年前〜甲状腺機能低下症/食物薬品アレルギー歴なし
薬剤歴:
●レボチロキシン50mg1日1回
●オルメサルタン20mg/アゼルニジピン16mg配合錠1日1回
●アロプリノール100mg2日に1回
●アレドロン酸35mg週1回
●フェキソフェナジン30mg1日1回
●ブロチゾラム0.25mg1日1回
●モサプリド1.67mg1日3回
●トリメブチンマレイン酸33.3mg1日3回
●センノシド12mg1日1回
●ルビプロストン24μg1日1回
生活歴:妻と2人暮らし、ADL自立
職業:無職
居住歴:出生も居住も大阪市内
喫煙歴:60本/日×33年(8年前に禁煙)
飲酒歴:なし
曝露歴:周囲の類症との接触なし、海外渡航歴なし、動物接触歴なし、結核曝露歴なし
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