特集 ケアの質向上と業務の効率化につながるエコー活用 看護師が聴診器のようにエコーを使う時代が到来する!?
排便ケアにおける質向上を目的としたエコー導入の実際—看護管理者の立場から
坂田 薫
1
1京都民医連中央病院 看護部
pp.876-880
発行日 2023年10月10日
Published Date 2023/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202501
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京都民医連中央病院では2020年から,皮膚・排泄ケア認定看護師のリーダーシップのもと,排便ケアの質向上を目的とした看護師によるワイヤレス超音波画像診断装置の活用に取り組んできた。現在では,全ての病棟で看護師が排便ケアにエコーを活用している。
本稿では,排便ケアのフローチャートの作成や,実践事例のカンファレンスでケアを共有する取り組みなどを通じたエコー導入の実際について,看護管理者の立場から紹介する。
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