特集 病棟チームの関係性をつむぎ直す コロナ禍における「組織の安全感」とは
—【導入】—COVID-19を経験した私たちが今考える,病棟チームの関係性と組織の安全感—「災害」からの復興過程を管理者はいかに歩むか
奥野 史子
1
1伊勢赤十字病院看護部
pp.274-276
発行日 2023年4月10日
Published Date 2023/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202359
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コロナ禍の3年間に,臨床スタッフには,スタッフ間の関係性の変化,レジリエンスの低下,燃え尽き,学習性無力感,離職などさまざまな状況が生じた。言わば,「災害」からの復興過程を看護管理者はいかに歩むべきだろうか。
本特集は,病棟チームの関係性のつむぎ直しについて,「組織の安全感」を基盤に考察していく。本稿では,企画協力者で,精神看護専門看護師/病棟看護師長の奥野氏の視点から,本特集の趣旨を共有する。
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