Japanese
English
特集 心理的安全性 個々の強みを生かし,変化への適応力が高いチームをつくる
心理的安全性—対人関係構築の歴史,復興,未来
Psychological Safety: The History, Renaissance, and Future of an Interpersonal Construct
エイミー・C エドモンドソン
1
,
ジーク レイ
2
Amy C. Edmondson
1
,
Zhike Lei
2
1ハーバード・ビジネススクール
2ヨーロピアンスクール・オブ・マネジメント・アンド・テクノロジー
pp.370-378
発行日 2021年5月10日
Published Date 2021/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201849
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- サイト内被引用 Cited by
心理的安全性は,グループ内,特に職場での対人関係におけるリスクを取るとどうなるかについての認識を説明するものである。心理的安全性は,1960年代に組織学者によって初めて探求されたが,1990年代から現在に至るまで,再び人々の関心を集めている。組織に関する研究では,心理的安全性が,スピーキングアップ(率直な発言),チームワーク,チーム学習,組織学習を可能にする重要な要素であることが明らかにされた。多くの研究では,心理的安全性の本質を理解し,それに寄与する要因を特定し,個人,チーム,および組織に対するその意義を調べることに焦点を合わせている。本論文では,これらの研究をレビューし,将来の研究の方向性を提案する。
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.