連載 次世代を担う看護管理者の育成 看護管理者研修から見える未来・12【最終回】
米沢市立病院 キャリアラダー評価に看護リフレクションを活用した看護管理者の育成
中嶋 恵子
1
1米沢市立病院 看護部
pp.1022-1026
発行日 2022年12月10日
Published Date 2022/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202291
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キャリアラダー作成を始めた背景
米沢市立病院(以下,当院:表1)は,3市5町からなる山形県置賜2次医療圏に属する急性期病院として,地域に必要な医療を担っている。当院の医療理念は,「地域医療への貢献・安心できる医療・良質で公正な医療」であり,看護部理念は「こころに寄り添う温かな看護を提供します」である。また,近隣病院と医療連携・機能分化を図り,2023年11月の開院を目指して新病院を建設中である。
医療の高度化や入院期間の短縮,さらに患者,家族のニーズが多様化している中,当院の課題は,より一層の専門的知識と技術を持ち,自律した看護実践能力の高い看護師の育成である。限られた資源を最大限活用したスタッフのキャリア開発支援が求められている。
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