特集 救急外来における非入院帰宅患者への療養支援 日本看護管理学会からの診療報酬における外来看護への評価の提案
診療報酬における「外来看護の適正評価」を考える
小野田 舞
1
1一般社団法人看護系学会等社会保険連合
pp.554-558
発行日 2021年7月10日
Published Date 2021/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201896
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看護系学会等社会保険連合は,看護系の加盟学会・団体から提出された要望とエビデンスデータを基に,診療報酬・介護報酬改定における看護の適正評価への提言を行う組織である。本稿では,まず事務局を担う筆者の立場から,次期改定への要望や提言を厚生労働省に提出する際の流れを解説する。後半では,2040(令和22)年に向けた全世代型社会保障改革において期待される医療機関の外来機能について解説する。特に本特集でも取り上げる看護師の高い専門性を,外来を基盤にした在宅療養者への支援に活かすことと,そうした活動への診療報酬による評価について述べる。
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