特集 「面会制限」が患者の意思決定にもたらした倫理的課題 コロナ禍で患者・家族を支援した看護師の経験から
【実践報告】コロナ禍での発熱患者対応で感じたジレンマ・課題—都内の訪問看護の現場から
富岡 里江
1
1訪問看護ステーションはーと
pp.138-139
発行日 2021年2月10日
Published Date 2021/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201787
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訪問看護ステーションはーとの概要
筆者の所属している訪問看護ステーションはーと(以下,当ステーション)は,東京都葛飾区金町を拠点とし,葛飾区と足立区のそれぞれの一部を活動地域にしています。訪問スタッフは,看護職員17名,リハビリセラピスト2名で,月の管理件数は150名ほどです。がん末期,神経難病,小児の利用者が多く,介護保険と医療保険の割合は4対6,全利用者の45%が特別管理加算対象者で,医療依存度の高いケースが多い事業所です。
介護保険では看護体制強化加算Ⅰ,医療保険では機能強化型訪問看護管理療養費1を算定しています。東京都訪問看護教育ステーションとしての役割も担っています。居宅介護支援事業所,訪問介護事業所,児童発達支援・放課後等デイサービス,住宅型有料老人ホームであるホームホスピスを併設しています。
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