特集 「面会制限」が患者の意思決定にもたらした倫理的課題 コロナ禍で患者・家族を支援した看護師の経験から
【インタビュー】がん患者におけるCOVID-19による「面会制限」の影響—臨床実践と看護管理の視点から
田村 恵子
1
1京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 緩和ケア・老年看護学
pp.103-107
発行日 2021年2月10日
Published Date 2021/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201777
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大による面会制限は,がん看護・ホスピス緩和ケアの臨床現場にも大きな影響を及ぼしている。今もなお現在進行形で続く面会制限による現場の課題について,この領域のスペシャリストであり,ホスピス緩和ケア病棟で看護管理者を務めた田村恵子氏に,臨床実践および看護管理の視点から話を伺った(本インタビューは2020年11月2日に収録を行った。その後COVID-19の対応については状況が刻々と変化していることや,日本の状況を大局的な視点から論じていただいたことから,必ずしも各地域の現状に適合しない部分があることを付記する)。
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