特集 【2号連続特集】どうする? どうなる? 2021年の継続教育計画 ウィズコロナ時代の人材育成を考える
—【実践報告】済生会熊本病院の取り組み—Education-Nurseの活用と新人看護師教育におけるアクティブラーニングの取り組み
松本 沢子
1,2,3
,
宮下 恵里
4
1社会福祉法人 恩賜財団 済生会熊本病院看護部 看護管理室
2社会福祉法人 恩賜財団 済生会熊本病院看護部 人材開発室
3社会福祉法人 恩賜財団 済生会熊本病院看護部 新人教育委員会
4社会福祉法人 恩賜財団 済生会熊本病院看護部
pp.1087-1090
発行日 2020年12月10日
Published Date 2020/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201739
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はじめに
新型コロナウイルス感染症(以下,COVID-19)の拡大により,医療現場では業務のみならず教育においても影響は大きく,新人教育と全体の教育研修の両方において,当初企画していた計画を大幅に修正・追加してきた。
済生会熊本病院(表1:以下,当院)は,「医療を通じて地域社会に貢献します」という理念のもと,新人看護職員の人材育成とともに,地域の拠点病院として連携先病院との継続看護を目指した院外新人看護師教育,および指導者の育成研修を実施継続している。
ここでは,このコロナ禍において試行錯誤の中で当院が実施した,2020年度の院内新人看護師教育に関する取り組みの一部を報告する。
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