連載 明日を変えるコーチング・6
迷いを整理し,自分の「役割」「軸」を確認する—「病棟で患者さんのお金がなくなったんです」
勝原 裕美子
1
,
山之上 雄一
2
1オフィスKATSUHARA
2ヒーローズサポート
pp.572-576
発行日 2020年6月10日
Published Date 2020/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201611
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コーチングは,「対話によって相手の自己実現や目標達成を手助けする」ことで,身につければ看護管理者にとっても,さまざまな場面で活用できます。
本連載では,組織の問題やマネジメントの問題,倫理的な問題,キャリアの問題など看護管理者の現場での悩みを取り上げ,アドラー心理学のエッセンスを取り入れながら,現場で活きるコーチングの実践をリアルに伝えていきます。
第6回は,病棟で繰り返し起こった患者さんのお金がなくなるという出来事への対応を通して,迷いが生じたときに行動する上での迷いの整理の仕方や,相談者自身の中にある異なる意見に耳を傾けるコーチングを紹介します。
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