特集 今こそ再考したい事業継続計画(BCP) 地域医療とスタッフをどう護る?
—【実践報告】砂川市立病院の取り組み—BCP発動の経験をさらなる改善に活かす—医療安全管理者の立場から
高田 綾子
1
1砂川市立病院医療安全推進室
pp.441-445
発行日 2020年5月10日
Published Date 2020/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201579
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砂川市立病院は,東京都の面積に匹敵する中空知二次医療圏,約11万人の急性期・災害時医療を担う中核病院である。2016年に事業継続計画(BCP)を策定。その後,2018年9月6日未明の北海道胆振東部地震発生直後にBCPを発動した。本稿ではその経験を振り返るとともに,筆者の医療安全管理者の立場から,非常時にも安全に医療を遂行するための平時からの備えについて考察する。
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