特集 病院のリソースナースを地域で活用する 在宅療養の質を高める「同行訪問」の取り組み
―実践報告 砂川市立病院の取り組み―地域の在宅療養を中核的に支える認定看護師―施設を超えた地域医療チームづくりをめざして
森 佳子
1
,
浅田 由利恵
2
1砂川市立病院 地域医療連携室
2一般社団法人北海道総合在宅ケア事業団 砂川訪問看護ステーション
pp.237-243
発行日 2014年3月10日
Published Date 2014/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103025
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北海道の旧炭鉱地区に位置する砂川市立病院。医療資源に乏しいエリアであり,地域の中核病院が担う役割は大きい。同院では診療報酬に先駆けて2008年から訪問看護師との同行訪問を開始しており,病院側と在宅側の信頼関係のもと,終末期の患者に医療資源の不足を補完する手厚いケアを提供している。本稿では同院のこれまでの取り組みを解説するとともに,連携先の訪問看護師が感じている同行訪問の効果をコラムで紹介する。
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