巻頭 大学院で学ぶ看護管理学 現場の実践から新たな「知」を生むために・23【最終回】
東京医療保健大学大学院
坂本 すが
1
,
増島 絵里子
2
,
龍川 初江
3,4
1東京医療保健大学大学院医療保健学研究科 医療保健学専攻看護マネジメント学領域
2昭和大学病院附属東病院
3前・一般財団法人竹田健康財団竹田綜合病院
4東京医療保健大学大学院医療保健学研究科 医療保健学専攻
pp.1045-1049
発行日 2018年12月10日
Published Date 2018/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201142
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大学院および領域の特徴や魅力について,教員からご紹介いただきます。
働きながら修士が取れる大学院を目指す
東京医療保健大学(以下,本学)は,2005年4月に開学しました。建学の精神である「科学技術に基づく正確な医療保健の学問的教育・研究及び臨床活動」「寛容と温かみのある人間性と生命に対する畏敬の念を尊重する精神」に則り,医療分野において特色ある教育研究を実践することで,時代の求める豊かな人間性と教養を備え,これからの社会が抱えるさまざまな課題に対して,新しい視点から総合的に探求し解決することのできる人材の育成を目的としています。
大学院は開学3年目の2007年に開設されました。修士課程は看護マネジメント学,感染制御学,医療栄養学,医療保健情報学の4領域でスタートし,その後,助産学,周手術医療安全学,滅菌供給管理学,そして看護ケアに関する看護実践開発学が加わり,現在は8つの専門領域を設置しています。博士課程には感染制御学,周手術医療安全学,看護学の3領域があります。
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