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大学院および分野の特徴や魅力について,教員からご紹介いただきます。
武蔵野大学の歴史と大学院看護学研究科
武蔵野大学(以下,本学)は,1924(大正13)年に世界的な仏教学者である高楠順次郎博士によって,仏教精神に基づいた浄土真宗本願寺派の宗門関係学校として関東大震災後の東京都中央区築地に創設された「武蔵野女学院」を起源として発展してきました。1929年に現在の西東京市新町に移転し,1950年に武蔵野女子短期大学,1965年に武蔵野女子大学の設置に至りました。1998年以降さまざまな新学部・学科・大学院などが設置され,2004年の全学部男女共学化,2012年の有明新キャンパスの開設など大学改革に取り組み続けています。2018年4月には9学部18学科,10大学院研究科,通信教育部,20研究所・センターを有する総合大学となりました。
本学の建学の精神は,高楠博士の「我々の理想が人格を形造り,人格が理想を現す」によって示され,人格教育を重視しています。2016年4月本学は,世界の大きな変革期に向き合い,「生きとし生けるものが平和で幸せに」という仏教の願いを今日的に受け止め,新ブランドステートメント「世界の幸せをカタチにする」(Creating Peace & Happiness for the World)を宣言しました。大学に集う全ての人々が,この願いを自らの願いと感じ,その願いの実現のために知恵を開き合い,手を携えて世界の直面する諸課題の解決に取り組むことを目指し,ディプロマ・ポリシーとして掲げる「アクティブな知を獲得し,創造的に思考・表現する力を備えて,世界の課題に立ち向かう」人材の養成を目指して,日々教育の質の充実に取り組んでいます。
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