特集 「高齢者の治療選択」を支える 患者にとっての最善を見据えて
—【実践報告:春日部市立医療センターの取り組み】—在宅酸素療法を導入し,自宅復帰できた高齢患者への退院支援—終末期を前にした「家族の揺れる思い」にどう寄り添うか
千田 真子
1
1春日部市立医療センター看護部
pp.486-489
発行日 2018年6月10日
Published Date 2018/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200996
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急性期病院において,医療依存度の高い患者や終末期が近づいた患者への退院支援の機会が増加している。筆者は退院支援専従の看護師として,重度の間質性肺炎患者が在宅酸素療法を導入して自宅復帰できた事例に関わった。家族や地域・在宅関係者との粘り強くきめ細やかな調整が患者の退院をかなえた本事例を報告するとともに,得られた学びを共有する。
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