特集 「高齢者の治療選択」を支える 患者にとっての最善を見据えて
—【実践報告:東京都保健医療公社豊島病院の取り組み】—脳神経外科病棟の看護師による摂食機能療法—早期介入で在宅復帰を支える
堤 福子
1
1東京都保健医療公社豊島病院看護部
pp.482-485
発行日 2018年6月10日
Published Date 2018/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200995
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脳卒中の合併症である誤嚥性肺炎と低栄養の発症を予防することで,早期の在宅復帰がかなえられる。東京都保健医療公社豊島病院の脳神経外科病棟では,看護師が摂食機能療法に取り組み,合併症予防と経口摂取率の向上というアウトカムを残している。
本稿では,同病棟の実践を振り返りながら,患者・家族の希望に寄り添い,在宅復帰を支えるための急性期病院の看護の役割について考察する。
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