特集 「特定行為に係る看護師の研修制度」の活用 地域の医療ニーズに応える看護師の育成と体制整備
看護師の特定行為研修の修了者の活動状況に関する研究—調査結果から見た看護管理者に求められる役割
春山 早苗
1,2
1自治医科大学看護学部
2自治医科大学看護師特定行為研修センター
pp.894-899
発行日 2017年11月10日
Published Date 2017/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200824
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厚生労働科学特別研究事業「看護師の特定行為研修の修了者の活動状況に関する研究」(研究代表者:永井良三,研究分担者:春山早苗)の結果が2017年3月に発表された。この研究は,特定行為研修を修了した看護師が実際に医療現場等においてどのように働いているか,また現状の課題は何かについて把握し,今後の修了者の活躍推進と制度の見直し等の際の基礎資料を得るために実施されたものである。本稿では研究分担者の立場から,施設管理者への調査結果を中心に紹介するとともに,それを踏まえて「看護管理者に求められる役割」について述べる。
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