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特集 特定行為看護師,医師事務作業補助者の現状――養成と配置
看護師特定行為研修修了者をいかに活かすか
Nurses who have trained specified medical acts empower hospitals
神野 正博
1
Masahiro KANNO
1
1公益社団法人全日本病院協会副会長,社会医療法人財団董仙会恵寿総合病院理事長
キーワード:
看護師特定行為研修
,
チーム医療
,
タスクシフティング
,
ジェネラリスト
,
キャリアパス
Keyword:
看護師特定行為研修
,
チーム医療
,
タスクシフティング
,
ジェネラリスト
,
キャリアパス
pp.1169-1173
発行日 2021年3月27日
Published Date 2021/3/27
DOI https://doi.org/10.32118/ayu276131169
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チーム医療の推進を目的として創設され,5年が経過した看護師特定行為研修制度において新たな視点が生まれてきた.医師のタスクシフティングの対象としての注目やスペシャリスト養成の方向性である.本制度によって実現されることとなったフィジカルアセスメントに則った臨床推論のうえで的確な判断を下せるという看護業務の拡大は,タイムリーで質の高い医療の提供という視点でのみ強調されるべきであると思う.さらに,決してスペシャリストの養成ではなく,看護師のさまざまなキャリアパスのなかで活躍するジェネラリストの養成であるべきだと主張したい.
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