特別記事
【対談】政策を「つくる」「動かす」ための看護管理者と看護研究者の役割
小池 智子
1,2
,
森 臨太郎
3
1慶應義塾大学看護医療学部
2慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科
3国立成育医療研究センター政策科学研究部
pp.644-649
発行日 2017年8月10日
Published Date 2017/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200760
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認定看護管理者の増加などに伴い,政策的な観点から臨床現場の問題・課題を抽出し提言できる看護管理者が育ちつつある。また,看護系大学院の設置が進む中で,多くの看護研究者によって,看護政策に寄与する調査研究が行われるようになった。このように,政策決定過程における看護管理者や看護研究者の役割は大きく,本年8月19・20日の第21回日本看護管理学会学術集会でも,「看護政策」は主要なテーマの1つとなっている。
そこで本号では,同学術集会会長の小池智子氏と,国内・国外で疫学的知見に基づく保健医療政策に携わってきた森臨太郎氏のお2人に,看護管理の実践・研究から看護政策を「つくる」「動かす」ための方策はどうあるべきかについて,現状の課題と今後の展望を話し合っていただいた。
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