特集 地域で“生きる”“暮らす”を支える看護連携の深化 2018年度診療報酬・介護報酬同時改定を見据えて
【座談会】要介護高齢者が「口から食べる」ことへの支援—食支援をいかに暮らしの場につなげ,エビデンスとして発展させていくか
鎌倉 やよい
1
,
田中 靖代
2
,
小山 珠美
3,4
1日本赤十字豊田看護大学
2ナーシングホーム気の里
3JA神奈川県厚生連伊勢原協同病院 摂食機能療法室
4NPO法人 口から食べる幸せを守る会
pp.634-642
発行日 2017年8月10日
Published Date 2017/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200759
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本座談会では,「口から食べる」ことへの支援を続けてきた摂食嚥下ケア領域のエキスパートが,これまでの実践の成果を振り返るとともに,食支援を通じて,病院と在宅のケアをつなぎ,地域全体で患者の暮らしを支える方法論を提示した。また,多職種連携をさらに前進させるエビデンスや患者評価ツールを紹介するとともに,1人ひとりに寄り添う看護技術としての「摂食嚥下ケア」の適正な評価について考える。
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