特別記事
クリニカル・ナース・リーダーの日本への導入に向けて—日本赤十字社における取り組みの成果と今後の展望
二宮 加惠美
1
,
木島 明美
2
,
小林 圭子
3
,
島津 千秋
4
1日本赤十字社医療事業推進本部看護部 看護管理課
2小川赤十字病院 看護部
3武蔵野赤十字病院 看護部
4熊本赤十字病院 看護部
pp.392-400
発行日 2017年5月10日
Published Date 2017/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200701
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クリニカル・ナース・リーダー(CNL)とは,2007年から米国で認証が始まった新たな高度実践看護の役割である。専門看護師やリスクマネジャー,スタッフナースなどと協働し,病棟単位のケアプロセスとシステムの質を高める課題解決型のスペシャリストである。
日本赤十字社では,CNLを育成し全国の赤十字病院に導入することを目指し,2015年度から国内での指導者育成研修を継続的に実施している。本稿では医療事業推進本部および研修に参加した赤十字病院の看護師の立場から,この研修の成果と課題,今後の展望について述べる。
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